2012年7月27日金曜日

真正面から愛を。

子育てを始めて、ちょっと感じることがあったので書きとめておく。

誰かを愛するとき、今までの自分は、一歩距離をおいてきた。
おそらく年を重ねるごとに、そうなっていった人はあたしだけではないと思う。

初めて人を好きになって以来、いくつもの恋をみなさんもしたと思いますけど、うまく相手に気持ちを伝えられなかったり、からまわりしたり、浮かれたり、落ち込んだり。

そんな経験から、愛し方は次第に変わっていくもの。
必要以上にベタベタしたり、愛しすぎると、相手はにげていく。
だいたいの人がそうだった。だから一歩ひく。
そのほうが、相手が今度はこっちを向いてくれやすくなる。みたいなね。

わ~こんなのを改めて思い出すのもなんかひさしぶりだわ(笑)

だから何を言いたいのかと言いますと。

こどもがうまれて、新生児のうちは、こわれものをさわるみたいに、だいじにだいじに扱ってきた。
もちろん気持ちは愛情をたっぷりもってお世話はしているんだけれど、あまりがーっといくと、嫌がられるんじゃないかって、なんだか無意識に、そう思っちゃってたんです。
もうあたしなんか特に、追うより追われるのほうが楽っていう体質になっていたし。。

でも成長するにつれて、なんか相手が、てかこどもが(笑)、真正面からくるんですよ。
泣くのも、笑うのも、怒るのも、かけひきなしで。(当然だ)
そうすると、こちらもそれに応えるのが自然だと思うし、応えるより先にこちらから向かうべきだと思うようになったんです。
がっちりと、ぎゅうっと、体を抱いてあげたり、つかんだりさすったり、ほっぺちゅーしたり、なでなでしたり、そういうことが普通になってきた。
ダイレクトになったというか。なっていいのだな、と、3ヶ月、4ヶ月くらいから?思うようになった。笑うようになってからかもしれない。
愛してるー、だいすきーって、感情を、ちゃんと言葉や表情や体であらわしていいんだ。

それを実行していくことで、なんだかこっちもすっきりする。
なんなんでしょか。

もちろんやりすぎて、ほんとにイヤがられるときもあるけども(笑)

育児雑誌に夜泣き対策の特集が載ってて、その一つに、「こどもを寝かせる前の30分間はママと赤ちゃんのいちゃいちゃタイムにしよう」なんて書いてあった。
スキンシップはこどもの心の安定や成長に必要なんだね。

大人の恋愛とは違うものね。
何も気兼ねなく、真っ向勝負していいのだ。
正面から、愛を注いでいいのだ。むしろ、注がなければいけない。

嫌われる心配はないのでしょう。
嫌われても親子のきずなは消えないのだし。
だから真正面から愛をそそいでいきましょう。
照れないで、恐れないで。





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