昨日の日曜日は、ひさしぶりにスタジオに入った。
年に一度やってるボーカルスクールのライブの
リハーサルだった。
15人くらいのボーカルが、それぞれバンドしょって
歌うので、リハの時間が少ないのが難点。
それでも毎年なんとかやってきている。
短いからこそ、集中して形にできているのかも。
時間かけたからいいもの作れるってわけでもないしね。
でもカバーはまだいいけどオリジナルは、さすがに
作りこめないところはあるのだ~やっぱり。
(あたし含め何人かの歌い手は、作曲もするのだ)
バンドは、曲を作る過程が楽しいね。
ああいうのは?こういうのは?って色々やりながら
決めていけるのがいい。
昨年までやっていたバンドも、そうやって作ってきた。
あのバンドはたぶん、もともとは聴いてきた音楽が
バラバラだったのだ。よく続いたもんだぁ。
たぶん6人に少しずつ共通点があって、その少しの
粒をつなぎあわせて形にしてきたんじゃないかと思う。
意外とバンドなんてそういうものなのかもしれない。
今回のサポートバックバンドの皆さんも、毎年
おなじみの人たちなので、どんな演奏をするか
だいたいわかっている。
たぶん聴いてきた音楽はやっぱりバラバラだ。
ただし、引き出しがとても多い人たち。
でなきゃ雇わないわけだけども。
そんな人たちに、どこまで自分のやりたい感じを
伝えられるか。
数日前に全員分の音源や譜面をバックの皆さんに渡す。
あたしは今年、アコギ一本で歌って録音した自分の
オリジナル曲に、プラス参考曲として最近好きな曲を
2曲渡して、この2つの中間の雰囲気をやりたいと
伝えてあった。かなりアバウトだ。
それ以上の細かい注文はしていない。
あたしっぽい(?)単純な8ビートで、コードもふつうだし、
構成も簡単。
だから特別なことは何もない、アレンジもふつうに
なるだろうと思ってたんだけれど・・・
予想外な感じになった。へえええと思った。
ちょっと、おもしろいですよ。地味だけど。
幸せなことに、あたしは今までいろんなミュージシャンと
演奏してきたので、きっとあの人が弾いたらこうなるとか、
あの人が叩いたらこうなるとか、どうしても想像しちゃう。
それは誰がいいとか悪いとかじゃぜんぜんなくて、
あたしの中の楽しみとして想像(妄想。。)する。
今回の彼らはあたしの想像をいい意味で裏切った。
なんか、こう解釈したわけか、とか、こう感じてくれた
んだなというのがわかると、うれしいもんなんです、
創り手としては。そこに正解とかはなくて、ただ
その人が、こう考えてこう来た!っていうのが。
プレイヤーが変わると音楽は変わる。
そんなことは当たり前のように知ってたけれど
あらためて、おもしろいもんだなーと思った、
雨の日曜日でした。
でも、あまりに以外な雰囲気で、あたしはまだ
のりきれてない。まだまだグルーブがないというか、
要するにバラバラ(^^;
世界はおもしろくなったので、あとみんなのノリを
合わせないとなと思った。
あと1回のリハで、どこまで詰められるか
わからないけど、出来る限り頑張ってみよう。
まるっきり、アレンジ変わったりして。(笑
0 件のコメント:
コメントを投稿