2010年7月14日水曜日

南アフリカで良かったのかな。

ワールドカップも終わってしまいました。
あぁ。さみしい。でも楽しかった。

4年前も8年前も、W杯は一応見ていて自分なりに盛り上がってはいたのだけど、その頃はまだサッカーをよく知らない時期でした。
なので、わかるようになってから今回が初のW杯と言えます。(とか言って金子達仁さんの10000分の1くらいの知識だ)
だから、とても楽しかった。

決勝カードの予想。あたし当たりましたね。むふふ・・
5/17のBlog「Footな土曜日。」に証拠が残ってる。
でもカードだけで、じゃぁどっちが勝つかって、予想はしていなかった。
タコのなんとか君には、かなわないよ。(笑)
ちょっと、予想はできなかった。どっちも好きなので。

「ヨハン・クライフ」という人の存在。
大幅にはしょりますがオランダ人のクライフが中心となって体現したトータルフットボール(全員攻撃、全員守備、流れるようなポジションチェンジなど機能的なサッカーのこと)というサッカーがあって、クライフはその後スペインのFCバルセロナに移籍し、このトータルフットボールを披露。その後、監督となってバルセロナに戻ってきて完成度を高めた。
今のスペイン代表はバルセロナの選手がほとんどで(決勝のスタメンはなんと7名!)ほぼバルセロナと言ってよいほど。
だから、オランダとスペインは基本的に同じようなサッカーなのだ。どちらも守備的でなく、攻撃のためにパスをまわしていく美しいサッカー。
だからこの対戦はどうなるのか、見ものなんだよ。

っていう話をLuckyに鼻息も荒く語られていたので・・・決勝がますます面白く感じました!

でもオランダはなんだか最初から「美しくなくていいから勝ちたい」って言ってて、試合もなんだか荒かったよね・・・
対してスペインはスペインのサッカーを貫きとおし、勝った、というところが、なんだかすごく感慨深い。

試合のあとで、クライフが決勝のオランダ代表を非難してた記事を見つけました。スペインのほうが勝利にふさわしいチームだったと。
複雑な想いなんじゃないでしょうか。

グループリーグでスイスに負けたり(あれは焦った)、決勝トーナメントでもなかなか決定機に点が取れずギリギリ1点で通過・・・そんなスペインを見ていて、やっぱりメッシ(的な人)がいないと、スペインだめなのかなー、とか思ったものでした。トーレス調子悪いし。
でも最終的にはあのイニエスタが決めてくれたというのは、今のスペインには、バルサには、俺がいるんだぜ、って言っているような。そんな気がしました。
イニエスタとシャビ。2人とも地味ですがかっこいいです。

最後まで、どっちも応援してました。
スナイデルとロッベン、好きでした。力強くて、スピードがあって。
そして点を入れた時のあの子供のように素直な笑顔。たまりません。
W杯が終わっても、これからも注目します!

あ~本大会で一番悲しかったのはフランス・・・
アンリはアメリカに行くようですし。さらに悲しい。

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