2010年8月31日火曜日

♪1. White Bright Ash

とても簡単にですが、録音などをしてみました。
一昨年作った曲ですが。
作詞は別の人です。

しばらく、別のピアノの曲をこつこつ打ち込んでいたのですが
なかなかうまくいかず、少しイヤになってきたので
気分転換にぜんぶ生音で録音してみた。

My Spaceとか使ってみようかと思って登録だけしたけど
使い方がさっぱりわからなくてあきらめたよ・・
ブログから曲を聴けるようにする方法も不明・・・
映像があればYou Tubeに載せれるのかな。

なのでとりあえず
http://www007.upp.so-net.ne.jp/tomomi21/
ここから「Music」に入って、MP3ファイルをダウンロードして
お聴きください。ダウンロード少し時間かかるかも。

アコースティックヴァージョンです。
気が向いたら、ドラムとか入れるかもしれないし
ほっといて別の曲を手掛けるかもしれないし。

何もかも上手ではないですが。
聴いていただけたら嬉しいです。

2010年8月28日土曜日

こんにゃくとビール片手にレッズに願う。

前節 湘南戦で快勝し、この勢いで宿敵鹿島にホームで勝ってやればいいじゃないかと、昨晩から興奮していた、うちの浦和レッズサポーター Luckyくんでした。いや、勝ってやればと言っていたのはあたしだけで、本人は至って冷静に「だって鹿島だよ」と言ってましたけどね。
しかし何か不思議な緊張に包まれていた様子。
悪い流れとおさらばするには絶好のカード?
・・なんて軽々しく言葉にもできない重みがある鹿島戦。今日はそしてホーム埼スタ。

行ってらっしゃい勝ってこーい!と、いつものように火打石ならぬケツを叩いて送りだす。
あたしは久々の土曜休みでのんびりと、ギターを弾いたり掃除をしたり。
やがてF1の土曜フリー走行をみながらPCを起動し、REDS WEBのネットラジオを聴く。
前半0-0。
とりあえず、ホッとした。

そうそう昨日、田舎から荷物が届いたんだった。
桃が10コと、なす漬けと、玉こんにゃく。
玉こん、煮てみよ。




こんなの、東京のスーパーでは見たことなくない?

前半が終了した。
ハーフタイム中にサポーターの「We Are Reds!」コールが聞こえる。
へぇ。勝利のあとにするだけじゃないんだ。
このコールは特別な意味を持つものだっていうのはなんとなく知っているけれど・・
今日はこれ、ほんと勝たせたいんだろうな。


母がおしえてくれた玉こん簡単レシピ。
まずはお湯をわかし、玉こんを煮る。そのお湯を捨て、めんつゆを入れて煮る。
そんだけ。
けっこう長めに煮ないと味がしみない。
めんつゆは特にうすめずに、煮てるうちにこんにゃくから水が出るので、それを考えて適当に入れる。
だいたいこんな量で、どのくらい煮ればいいかは、山形の玉こんを食べたことがある人にしかわからないだろうな。
お祭りとか、何かイベントあったら、必ず近所のおばさんたちがでっかい鍋で煮てたっけ。

本当は醤油とかみりんとか色々入れて味付けし、イカやスルメを入れるともっとおいしいんだけれど、スルメないしなぁ。まいっか。めんつゆは簡単だし味的には間違いないはずなんで。




いつの間にかレッズの試合は後半に突入30分を過ぎた。
まだ0-0。
このままいくのかな。できたら点を・・・
でも鹿島相手に0-0なら恩の字じゃないか。


そのときアナウンサーの興奮した声が。
ポンテ!やりました!ゴールを決めました~~~!

よしっ!!
思わず拍手。いいぞいいぞ。このまま行け!

玉こんはだいぶいい色になってきた。
いいにおい。
今日は帰ったら祝杯をあげたいねって言ってたLucky。
勝って帰ってきたら、超ゴキゲンだし、玉こんもあるしでさらに喜ぶぞー。

後半45分。あとはロスタイムだ。このまま守ればいいんだ。勝てる!

ピンポーン。
そのとき家のインターホンが鳴った。
「代引きのお荷物ですー」宅急便のお兄さんだった。

Luckyが前に注文していたお酒が届いた。そういや今日届くって言ってたな。
あずかっていたお金を持って玄関へ。
7260円ですね。えっと、小銭あったな、向こうの部屋だ、ちょっと待って下さいね。はいはいじゃこれで。はいお釣り確かに。どうもありがとうございまーす。お世話サマでしたー。

お酒を向こうの部屋において、PCの前に戻る。
と、
「なんという、なんということでしょう!」
アナウンサーの悲痛に満ちた声が聞こえる。

もしや。もしや。やややや、

別タブで開いていた、J-s Goal試合サマリーを手前に出し更新F5キーを押す。

うわぁ~~~~!!
1-1。試合終了。
ロスタイム5分。終了間際に、入れられた。


?????

なんだよそれーーーーーーー!!!


完ぺきに、おちた。
がっくり。。

宅急便のお兄さんにお金払ってる間に。
なんだよこの悲劇。


玉こんを見にいく。
いい色になっていた。できたぁ。完成。
玉こんは、成功だ。
でも・・・
玉こんでLuckyがさらに喜ぶというもくろみはなくなってしまった。
祝杯、できないな。土曜日なのに。
だいたいにして、もうお帰りを言いたくない気分。
いつのまにかのそーっと帰ってきて、いつのまにか、あ、寝てた、帰ってた?くらいな感じで、今日試合があったことなんて、忘れてしまいたいくらいなのでして・・・


試合のたびに毎回これですよ。どうしてくれる浦和レッズ。
レッズさんが勝たないと、家庭が暗いんですよ!

でもな。今日は負けてはいない。そして試合後にサポーターから拍手が沸いたとアナウンサーは言っていた。でもサポーターと言っても、ゴール裏とそれ以外のところとは違うんだよな。はー。内容見てないからなぁ。怒ってんのかなぁ悲しんでんのかなぁ呆れてるのかなぁ。願わくば「期待が持てるプレーだった」という言葉を持って帰ってきてほしい。




色々妄想するのに疲れてしまったので、冷蔵庫にたった一本だけ残っていた、あたしもLuckyも大好きなビール「COEDO~瑠璃~」を開け、玉こんにからしをつけ、つまみにし、ぐびっと。
別にLuckyはCOEDOが冷蔵庫からなくなっていても、眼中にないでしょう。ふふん。どうとでもなれ。

かなり美味しいはずのCOEDOビールは、今日はたいしても旨くもなく、しゃらしゃらと流れるように胃袋におちていった。

ちなみに山形も負けた。ちょっとはまし。
山形はいいとしても浦和はそんな順位にいるほうがおかしいのであって。
山形あたりと仲良く真ん中をうろうろしてたらダメでしょう。

どうかどうか。
フィンケ監督も来年が勝負。今年は無理でも、来年につながるような試合を見せてください。
元気と直輝がんばれ。大迫、宇佐美はちゃんと結果出してるぞ。


玉こんは3コだけ食べて、ちゃんと残してある。
おいしくできました。
どんな顔して食べてくれるのかなあ。
つーか食べるかな。
すこしでも元気を取り戻してくれればいいけど。
それがあたしの役目でもあるのでね。

2010年8月23日月曜日

夏のチャリ乗りに言う。

いややや・・・
あついあつい・・・

昔は日焼けをすると風邪をひかないから
どんどん外で遊べとかプールに行けと言われ
毎日まっくろになって遊んでいたものですが、
今は紫外線はよくない、皮膚がんになるだとか
熱中症になるから外に出ないほうがいいとか
言われてますよね。

気持ち的には納得いかないことが多いですが
実際科学的?にそうなんだったら仕方ないのか。

女性はとくに、日傘をさしている人がほとんど。
あたしもいい加減買わなきゃと思ってるんだけど。

こないだ自転車で外を走っていたら
自転車の女性とすれ違ったのですが
そのお姉さんは黒いサングラスにアームカバー、
その上、日傘を片手に持って自転車に乗っていた。

あぶないです!

傘さし運転は罰金じゃなかったっけ?
それは雨傘でも日傘でも同じだと思うんですけど。

肌や体が弱くて、紫外線にあたったら良くない
という人もいるので、日傘をさすなとは言いませんが

そこまでして、自転車乗るなよー!


なんて思っていたら今日はさらに強敵がいました。

自転車乗りの中年女性に装着率が多い、
顔がまるっとかくれる黒いサンバイザーですが
あれは表情が見えないので、
とてもすれちがいにくくてあたしはイヤだなぁと
いつも思っているんだけど、

今日すれちがったオバサンは、
そのサンバイザーをつけた状態で
どんな装置を使っているのか知らないが
日傘を背中側にがっちり固定させて、
スイスイと走っていた。

サドルの後ろ側あたりにくっつけてるのかな。
すごいすごい。
そこまでして陽に当たりたくないのだろうな。

でも両手がちゃんと空いているので
片手運転じゃないだけ、ちょっとえらいと思います!


でもでも、
片手運転にしろ
両手運転にしろ
黒いサンバイザーに
黒い日傘を背中にしょって
こちらに向かって

ぐんぐんぐんぐん

走ってくる姿は、


ちょっとこわいよ!!

2010年8月16日月曜日

おかしなおじさんたちを見ている。

世間はお盆のようです。

思ったより高速道路が混んでいない、とかニュースになっていましたが。

みなさん遊んでいますか?

私は特に休みはとらず、働いております。

あでも明日から二連休です。

金曜から4日連続仕事してましたので。

や~この週末は忙しかったです。

昼間からみんな飲みやがって!!

・・・いいなぁ。。。

とか思いながらのお仕事です。


うちの店にくるお客さん。

おもしろいお客さんがいっぱいいて。

回るお寿司屋さんと、

回らないお寿司屋さんの、

中間くらいのレベルのお寿司屋さんなので

まぁ意外と、30代~50代の、

あぁ、夫婦じゃないねココ。っていう男女が

楽しんでいる様子などもよく見かけます。

たのしいたのしい。

でも一番多いのは、

おばあちゃんおひとり様。

土地柄もあるのでしょうが、

おばあちゃんは、とても元気です。

暑くてご飯食べられないけど

お寿司なら食べれるのよね、と

チラシにくっついてきた200円割引券を握りしめて

みなさんよく来てくれます。

ただ自動ドアの「押して下さい」ボタンを

押し続けといてあげないといけないのは

ちょっと大変です。

あれちょっとあぶなくないすか?

スーパーとかも。



定年したのか、再雇用か、くらいの年代の

おじさんも結構おおいです。

ほぼ毎日来てくれる常連のおじさんが

4、5人くらいいるのを私はしっている。

しかもその4、5人とも、私らホールスタッフとも、

板前とも、世間話などはほぼしない。

だまってカウンターに座り、まずビールを呑んで、

刺身なんかをつまんだあとに、5枚くらい握りを食べて

しずかに帰っていく。

あるおじさんは、何もしないで何かを考えながら(?)食べている。

別のおじさんは文庫本を読みながら、冷酒を呑んでゆっくり食べる。

また別のおじさんは、最初に瓶ビールを1本飲んだら、

そのあとグラスビールにして4つくらい飲む。

中ジョッキもあるのに、ジョッキはお好みじゃないらしい。

その空いたグラスは、「さげないで」と言われてるので

4つ下げない。

おじさんは空いたグラスを自分の前にずらっと並べたままで、

そして寿司を食う。


そんなおもしろい人ばかりだ。

いいお客さんたちだ・・・


その中の一人。

そのおじさんは、とにかく寡黙だ。

注文と会計のときしかしゃべられない。

たまに息子くらいの年齢の人を連れてきて

2人で仕事の話をしているようだが

一体何をしてるの人なのかな。

せんさくはしませんけど。


そのおじさんは、

近所に住んでいるみたいで、出勤のときにも

歩いているところを目撃する。

店の前を掃除してると、ときどき通りすぎる。

もちろん会釈だけで、何もしゃべられない。

でも今日は、赤いアロハみたいな柄のシャツを着てたなぁ。


きのうおじさんが、店の前から中を伺ってた。

「いらっしゃいませ」と自動ドアを開けて迎えると

なぜか中に入って来ず、

コンビニ袋を私の手に握らせて、

だまって帰っていった。

中は、お菓子。

「すみません、ありがとうございます!」

今日は食べていかれないのですか?

と聞こうとしたが、もう行っちゃった。


裏に入ってセンパイに

「カウンター1番のあのお客さんからお菓子もらいました、

それでもう行っちゃったんですけど」

というと

「うん、あのお客さんそうなのよ、わ~食べよ食べよ」と。


そのお菓子は、忙しいときの合間にも、ぱくっと食べれるような

ひとつひとつ包まれたチョコ。

生クリーム入りとかの、コンビニでもちょっといいやつ。

とってもありがたいねぇ。

あたしたちはランチタイムのお仕事ゆえお昼は食べれないから、

チョコは生き返る。


おじさんほんとありがとう。


そのほかにもおもしろいお客さんたくさんいますので

またおしえるね。

2010年8月12日木曜日

ドルチェに甘える。

地元・大山をぷらぷらするのが、お休みの日のキマリになっています。
つい先日、暑い暑い日でした。買い物のついでにハッピーロードの裏道を自転車で流していたら~おしゃれなお店発見。ケーキ屋さんみたいだ。
あれ、こんなお店あったかな。と自転車を止めてみる。店の前に出された看板に
「夏季限定商品
 Coupe glacer クープ・グラッセ(デザートアイス)
 お持ち帰りできません。店内でお召し上がり下さい」
との言葉が。
夏季限定・・お持ち帰りできません・・こういう言葉はずるい!てかうまい!
いやーもー暑くてアイス食べたい頭になっちゃったよ一瞬で。迷わず入店。

宝石みたいに、小さくてきれいなケーキがずらりと並んだショーケース。
そのほか手頃なサイズのロールケーキや、お土産によさそうなクッキー、お菓子の詰め合わせなどがおしゃれにディスプレイ。
ショーケースの上には、看板に書かれたアイスの説明が。
どうやら3種類のカップアイスがあるようで。
どれもおいしそうだったけど、今回は「ショコラ・オランジュ」というのを選んでみました。チョコレートアイスです。




なんと、キャラメルソースが入ったカップはチョコカップで、パリパリっと割ってそのまま食べれるの!
チョコカップの中の白っぽいのはアーモンド味のメレンゲ。
ソースの周りのみかんは、オレンジのコンポート。

店内のかたすみにあるイートイン席はテーブルが二つ。3,4名ずつ座れます。
かわいらしいお姉さんがアイスを運んできてくれました。
「こちらのスプーンでチョコのカップごと、わりと豪快に割って頂いて、ソースをからめてお召し上がりください」とにっこりいうので、言われたとおり豪快にいってみましたよ。
チョコアイスとキャラメルソースのあま~い感覚に、きゅ~んとすっぱいオレンジの、せつなおいしい組み合わせ。それ以上におー!と思ったのがソースの中のサクサク。このサクサクはなんですかとお姉さんに聞いたら、アーモンド味のメレンゲで、それは特に販売などはしてないようでした。あー残念。それだけ欲しいくらいにおいしかったな。
これ以外にアイスは2種類ありました。どれもおいしそうだったよ。500円とちょっと高いけど、ちっちゃいお茶もサービスで出してくれて、気配りがステキでした。お店がそんなに混雑していなかったのもあっただろうけど、居心地よかった。ちなみにちっちゃなコーヒーや紅茶などもお安く飲めるよ。だからケーキと一緒に、というのも良さそう。

おみやげに、ケーキを3つ買って帰りました。
おしゃれな名前で覚えてないけど。
(アイスの名を正確に書けたのはチラシをもらったからでーす)
・定番の苺のショートケーキ・・・甘さ控えめで上品なおいしさでした、苺もなかなか新鮮。
・ナッツ、くるみの味がする丸いケーキ・・香ばしくて舌触りなめらか。
・シュークリーム・・小さめサイズ。しつこくないカスタードクリームで、バニラビーンズがいっぱいでおいしかった。皮もおいしい!

シュークリームは、私は生クリームが一番好きで、ヒロタの北海道生シューなどよく買うのですが、ここのシュークリームはカスタードでも甘すぎ無くて良かったです。


お店は川越街道からちょっと入ったところにあります。
こちらのお店、前からありました?と聞いたら、5月くらいにオープンしたのですが、裏通りにあるのでちょっと知る人ぞ知るお店みたいになってるんですよね。とお姉さんがおしえてくれました。
なるほど。
次はエクレアいってみよう。
興味がある方は、どうぞ^^
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13110008/

2010年8月9日月曜日

演る。傷る。送る。生きるるる。

ようやくBlogを更新できる状態になりました。
いやいや・・・忙しかった!
怒涛の2週間でした。
ようやく一息ついたかな、ついてほしいな、という想いで・・・少し長く書きましょう。

まずは前回告知した、劇団樹間舎の舞台を見に来て下さった皆様、心よりお礼申し上げます。
二日間とも、無事に公演を終えることができました。
私が劇団にいた頃のことを知らないボーカルの友人にも数人来て頂いて。
その子たちには「もっと曲聴きたかったよ~」なんて嬉しいことを言ってもらったけど、お芝居全体としてとても楽しかったとも言って頂いたので、ほんと嬉しい限りです。

ここ数年で樹間舎の舞台に呼んで頂いた過去2回は、単純に「音楽担当」としての出演だったんです。顔も帽子などで出来るだけ隠して、存在を前に出さないような。もちろん劇中歌というかお芝居の流れに沿ってはいたけれど。
ですが今回は役の中での演奏。あたしは神社に住むトモちゃん。
私なりに台本を解釈し、時には悲しい顔で歌ったり時には強い想いを持った声だったり、そうする必要があると思った部分は演技の中で歌いました。
ライブハウスで歌っているときとは、伝えるものが違うと思う。自分の曲でもないし。
ただ、曲がはじまったら芝居とは少し切り離し、あまり役に徹するよりもエンターテイメントであることを意識して歌ったつもりです。だっていきなり私らの演奏が始まったら神様が2人出てきて踊るのだから。その加減というのか、そういう部分は難しかった。

だから観客に観せる、聴かせるという部分では普段のライブとかぶるところがあるのかもしれないな。

特に大きな失敗なんかはなかったけど、うちのLuckyには、コード感が感じられなかったと言われた。ハモリが入った部分以外は曲がわからないというか。うんうん、そう言われること、すごくわかる。やっぱなぁ・・
確かに、ギターもボーカルもほぼ生音で、コード弾きではあってもほとんど白玉だったから。カッティングとかだとまた違うと思うんだけど。なので全ての弦の音が聴こえにくいというのもあっただろうし、リズムもあってないようなものだったしな。

本来はメロディに対してすごくきれいな響きをもつコード進行で、コードひとつひとつの押さえ方を2人で共通させたりして(桃花さんという人と2人での演奏だったんだけれど)結構頑張ったんだけどなぁ。きっと私の方は鳴っていない弦もあったんじゃないかと思う。これは最近の課題でもあったので、今後頑張っていこう。

あ、ひとつ、大きな失敗があったんだった!

1日目。本番真っ最中。
腰、やっちゃいました・・・
軽いぎっくりを。またかよ。

だってブルーシートの上で、もぞもぞ荷物ひろげてサキイカ食べたりギター触ったりしてるような役ですよ。芝居中のほとんどは、立膝で動きまわったり立ったり座ったりして。ロングスカートにヒール靴だったんです。座ってて立ちあがろうとしたときに、ヒールがスカートの裾に引っかかってしまい、ウギっ!と。
もちろん慌てず騒がずそのまま芝居を続けましたけど、楽屋に引っ込んでからの焦りようったら。やばい、この感じはやばい、そのうち歩けなくなる、と直感でわかりました。
帰り道、ゆっくり歩けはしたけどだんだん腰が引けて、右足のつま先が外を向きはじめて。
一度座ったら立つのが大変。立ってたら座るのが大変。横になったらもう、起きあがれない。腰痛経験者ならよくおわかりでしょう・・顔洗えないよね。
とにかくあと一日舞台がある。なんとかしなきゃ!

ということで、以前、すごく腕のいい整体師がいると噂に聞いていた練馬のカイロプラクティックに翌日朝から出向き、とにかく歩けるようにしてと嘆願。無理だよと言われたけど舞台に穴はあけれないと頼みこむ。
したら、貧血起こすくらいの荒治療をしていただきましたよ。やーきつかった。けど、みごと普通に歩けるようになったのでございます!つま先もまっすぐになったし、すごいすごい先生だ。
そのあとは腰ベルトをしっかりして、立ったり座ったりの芝居をなるべく少なめに変えたり、ギターとか弾くときに楽なようになるべく近くに置くなど、きっと誰もが気づかない程度の修正を自分の中で行いまして、舞台はなんとか終わりましたよ。あはは・・
もっとも、ステージにいる間は痛みなんて全く感じないんですけどね。

ただねぇ。仕事を休んでまでカイロに連れて行ってくれたりギターやら衣装やらの大荷物を運んでもらったりと、Luckyにはほんとに迷惑をかけてしまった。いつものことやけどなぁ、なにやっとんの~も~と、本気で怒られたし。
もうアラフォーなのに、怒られる。
ちっちゃくちっちゃくなる私・・

まぁそんなこんなで、打ち上げも参加せず、舞台は終わりました。
仕事は毎日ではないので、シフト入ってる日を1日だけ変わってもらって、負傷後4日目からは仕事も復帰できました。
お店で動いてると汗でシップもいやだけど、しなきゃねー。

・・・などと言ってながら8月になり。
桃花さんから一本の電話がありました。

私たちは「社長」と呼んでいました。
劇団樹間舎の高津住男さんが、7月31日、亡くなられたと。

実はなかなかマスコミに発表されないようだったので、私がこの個人的Blogに書くのも躊躇していたのですが、つい先日ニュースになったようですし、樹間舎のサイトにも出たようですので。
http://blog.zaq.ne.jp/kikansha/
(樹間舎の森へのリンク先、ポップアップ表示みたいなのでブロックしてたら許可にして下さいね)

27、28日の舞台を見に来られていた方ならおわかりかと思いますが、社長、ずいぶんお辛そうでした。か細い声で、少しだけセリフを言いましたが、車椅子でじっとしていて。
もちろんずっと舞台にはいたんですよ。劇団員たちに囲まれて、みんなの芝居、桃花さんと私の歌、きっと、ちゃんと見て、聞いていてくれていたと思います。台本に込められた言葉も台本にはない言葉も全部含めて、私たちの社長に対する想いは、きっときっと届いていると、信じたいです。

発表されているとおり葬儀などは無いということで、お顔だけ見に伺いましたが、なんだかウソみたいでした。芝居してるんでしょ?役者だなぁ、って。
いまだにつながりのある昔の研究生や劇団員の方も数人来られました。
社長の周りに集まるその人たちを見ながら色々思いました。
私は社長のおかげで今の私があるんだなと思いました。私は劇団員にはならなかったし、そんなに直接教わったり怒鳴られたりするような関係ではなかったけれど、表現者としての私になるための基盤を造ってくれた方だと思っています。
それに、当時の劇団関係の友達もたくさんいる。社長あっての、私たちのこのつながりなんだなって、思いました。

けど亡くなる数日前に、会えてよかった。一緒に舞台に立ててよかった。
会話も少ししたんです。あぁ、私のことわかってるんだ。それだけで嬉しかった。


続くときは続くんですかね。Luckyの会社の方の身内の方も先月から数人亡くなられていたのですが、つい先日、今度はとても近い友人のお父様がなくなられ・・きのうお通夜に行ってきました。

高津さんも、その友人のお父様も、私の両親より少し年上ではありますが、もうそろそろそういう年齢になってきてるんですよね。親が死ぬという年代。
私にはまだまだ想像も出来ないしなんの準備も出来ていない。だからあまりにも恐ろしいことだと思います。でも、誰にでも訪れることなんですよね。なんか、お通夜などに出席して思ったのは、葬儀って、のこされた人たちのためのものなんじゃないかって。だってあまりにも悲しすぎるから、親戚とか友達とかいっぱい集まってあげて、だいじょうぶ、って声かけて肩抱いて、がんばって、なんてなんのなぐさめにもならないような言葉でも、それでもきっと力になると思うんです。
一人ぼっちじゃないよ、周りには私たちがいるんだよって。

うちの父、7人きょうだい(姉弟)なんだ。
じぃちゃんが死んだとき、おばさんたちみんな集まるわけだけど、もちろんみんな悲しくて泣いてるんだけど、それ見てうちのおねぇがぽつりと言ったんだ。「きょうだいいっぱいいると、悲しいのもわけあえていいねぇ」って。あーそうだなって思った。だからみんな結婚したり、子供を産んだりして家族を作るのかなぁなんて。一人じゃ耐えられないから。
そういう血縁とか身内に限らずとも、仲間とか、親友とか、悲しみをわけあえる人がいるというのはきっととてもいいことなんだ。
そんな人たちがいればきっと、いつか悲しみも乗り越えられる。


さて不幸がこれ以上続きませんように。
前向いて、私たちはがんばって生きて行こう。


あーところで今は、腰はもうだいぶいいです。
朝、起きたてがつらい!肩から下半身まで、ゆっくりじっくりストレッチしてやんないと、一日が始められません。歯磨きでまたやっちゃったりしかねない。
腰痛持ちのみなさん、頑張りましょう。夏は冬に比べたらぜんぜんいいけどね。


悲しい事はあったけれど、舞台をひとつ終えて何かを表現するということにまたお熱が入った感じなので、曲創りたいなぁなんて思っています。
今はボーカルレッスンを少しお休みしているので、その間に一曲創ろうかな。
先月の風邪ひきライブを思い出してときどき落ち込んだりして、もう音楽やめる~なんてぐずぐずほざいてる私ですが、ま、やめないでしょ。
劇場にギターを持って、舞台が始まるまでの間ずっとギターを弾いて、本番中もずっと抱えてて・・あれほど安心するものはないね。ギターがなきゃもうダメなのです。
Tomomiのライブも、またやりたいな。