2009年8月2日日曜日

歌ってきました。



こうやって、前の日記から一週間も空くと、
ツアーにでも出たようだな(笑

実際は日曜の昼下がりに、たった4分40秒の
ステージ。
曲名は「Bright Happiness」。新曲。

緊張はしていないつもりだったけど
出だしは声がふるえた。それで自分が
上がってるんだと思ってしまった。
でも歌いながら、まぁいいやと思った。
楽しもうと思った。

でも、3番のサビの繰り返しのときに
ようやく、本当に楽しくなった。
バックの演奏が気持ちよかったからだ。

そこしか、盛り上がるところがないから
当然と言えば当然なのかもしれないけど
今まで練習で一度もこういう感じは
なかったので、本番でそうなれたのは
とても良かったと思う。バックの皆に感謝。

一人でもじゅうぶん出来そうな曲なので、
いつかまた普通のライブでもお聞かせできると
いいのですが。

それから今回は、自分の曲以外に3曲、
ギター&コーラスで参加した。
これは今回はとてもためになったと思う。
今まで、誰かのバックでアコギを弾かせて
もらうことはあっても、たいして緊張感は
なかった。どうせエレキの音量で消されて
自分が何をどう弾いてもたいして関係ない
ような位置にいたから。
ひがんでるわけじゃない。下手だからその
位置にしかいられなかったんだ。
それが昨年くらいから、多少「託された」感の
ある曲に参加できるようになった。
今年はそれぞれの曲の、ある部分については
完全に託された。(笑
アコギを前に出させてもらえたこと。
それだけで、私にとっては大きな進歩だ。

お客様の中にギタリストの方がいて
ライブ後お話しさせてもらえる機会があった。
アコギについて貴重なアドバイスを頂けた。
とてもわかりやすかった。
音がまだ、立っていない、たぶんピックの
当て方だろうと言われた。
腕は振れているけど手首が動いていない
そうで手首の動きを教わった。
そうすると、出すところは出して抑える
ところは抑えるという表情みたいなものも、
出来てくるそうだ。自分では今回初めて、
その辺もすこし意識してやってみたつもり
なんですけど、と言うと、もっと大げさに
やるつもりでいいと。逆に手首が使えると
もっと今より楽に音が鳴るよと言われた。
そう言われれば、今は強く弾いてるわりに
疲れるばかりでそんなに音量は変わらない
気がする。
確かにアコギのうまい人はダイナミクス
のようなものがあるもんなー。
その辺の域には、自分は一生到達しない
だろうと思っていたんだけど、もしかして
今回のアドバイスされたことをクリアしたら
もう一歩前進できるのかもしれないと
思った。
やってみよう。

とにかく今回のライブは参加して良かった。
参加を迷っていたとき背中を押してくれた
友人に、今回いろんなことを学んだ気がした
ので、ありがとうと伝えたら、
「そんな頼もしいもんじゃなく、
一緒に遊ぼうよぉって駄々をこねて
腕を引っ張っただけだよ」と言われた。
ちょっと泣けた。

目の前にある、できないことをクリアするのと
新しいものを創ること。
やることはいっぱいある。

ライブに来てくださったみなさん、
ありがとうございました。


あ、写真のタカノのケーキは、Luckyからの
オツカレドルチェ(笑 です。ウマし!

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